このウェブサイトはサービス向上その他の目的にcookieを使用しています。サイトの閲覧を続ける場合、cookieの使用に同意したことになりますが、お使いのブラウザの設定変更により同機能を無効にすることもできます。詳細はプライバシーポリシーをご確認ください。This website uses cookies to improve your experience. We'll assume you're ok with this, but you can opt-out if you wish through your browser settings. 同意する(ACCEPT) Privacy Policy
Kericho Gold オンラインテイスティングイベント
2020年9月12日(土)、ケニア発プレミアムティーブランド Kericho Gold(ケリチョー・ゴールド) のオンラインイベントを開催しました。
メーカー関係者3名と4 0名のお客様、そしてゲスト講師として日本紅茶協会認定ティーインストラクター野田理子さんをお繋ぎし、Kericho Goldの説明、Kericho Gold のティーバッグを使用したデモンストレーション、質疑応答を通じ、Kericho Gold の素晴らしさをお伝えすることができる素敵なイベントとなりました。有料で参加していただいたお客様には、事前にご自宅にティーサンプルをお届けし、デモンストレーションの際には一緒に紅茶を淹れながらお楽しみいただきました。
Peatix イベントページ: https://kerichogold2020.peatix.com/
登壇者
Kericho Gold について
はじめに、Kericho Gold 営業本部長の Samson Musembiより、ケニア紅茶や自社のプレミアムティー、新商品について説明していただきました。Kericho Gold はケニア国内のプレミアムティー市場において75%も占める人気のブランド。ブレンド〜最終商品化までアフリカで行う付加価値商品として期待されており、アフリカの方々にとっても誇りのあるブランドです。
Samsonによるケニア紅茶とKericho Gold紹介【要約】
美味しい紅茶の淹れ方デモンストレーション
続いて、日本紅茶協会認定ティーインストラクターの野田理子さんから、おいしい紅茶の淹れ方を教えていただきました。野田さんは複数回ケニアを訪れ、実際に現地の茶園や製茶工場を視察されたこともある紅茶のスペシャリストです。ご参加いただいたお客様からは、野田さんが淹れてくださる紅茶に対し、「おいしそう、キレイで素敵」という嬉しい声を聴くことができました。
デモンストレーションでは Kericho Gold のティーバッグを使用し、5種類(ホット 2種類:アイス3種類)の紅茶の美味しい淹れ方について教えていただきました。手元のカメラで詳しく1つ1つの工程を、ポイントや注意点とともに説明してくださいました。
—————レシピ1 ホットティー(ストレート)——————
使用したティーバッグ: ピュアケニアティー
紅茶を蒸らす間に、野田さんからはティーバッグの茶葉の種類について解説いただきました。オーソドックス製法とCTC製法の茶葉についてやティーバッグの仕様についての説明は、ぜひオンラインイベントの録画をご覧ください。
——————レシピ2 ホットティー(ミルク)——————–
使用したティーバッグ: ピュアケニアティー
1.~2.はストレートと同様
—————レシピ3 アイスティー(ストレート ~オンザロックス方式~)—————
使用したティーバッグ: ピュアケニアティー
———レシピ4 アイスティー(ピンクレモネードティー ~オンザロックス方式~)———
使用したティーバッグ: パープルティー ※2012年にケニアで商業栽培が始まった新種の茶葉を用いた不発酵茶、詳細はこちら。
1.~2.はレシピ3と同様
———レシピ5 アイスティー(フルーツアイスティー ~ダブルクーリング方式~)———
使用したティーバッグ: パイナップル&マンゴーティー
1.~2.はレシピ3と同様
『手軽なティーバッグを使って、美味しい紅茶のある生活を楽しんでください。』(野田さん)
Q&Aセッション
最後にお客様からのご質問にお答えする Q&A セッションを設けました。日々アフリカで新商品の開発や海外進出を目指すKericho Gold関係者の熱意と、彼らの紅茶に対する愛情が伝わってくるお話を伺うことができました。
Q.プレミアムティーブランドとしてのKericho Goldのアピールポイントとは
A. ケニアの紅茶は、ケニア山の東部・西部で栽培されています。Kericho Gold商品に用いている茶葉は、中でも特に質の高い茶葉が収穫できる東部の茶葉。西部の茶葉を用いた商品は、Kericho Goldとしてではなく、Barakaという別のティーブランドとして、低めの価格に設定し市場に出しています。
Q.どのようにマーケティングリサーチをしているのか
A. 顧客の要望に応えること、自らトレンドをリサーチすること、顧客に対して直接聞いてみることといった方法で人々のニーズを把握し、新商品の開発に取り組んでいます。要望の多かったスパイスルイボスティーやハイビスカスティーは、まさに市場で求められていると感じ開発に至りました。ケニアの最新のトレンドとしては健康思考のお客様が増えていることから、緑茶ベースのブレンドティーの人気が高まっています。お客様から二日酔いに効くお茶を求められたことから、緑茶にミントと生姜を加えたハングオーバーティーの開発行ったことも例として挙げられます。”Cold Brew”も市場のニーズから生み出した新商品ラインアップ。
Q. ケニア国内での販売、海外展開のどちらをより優先したいと考えているのか
A. 成長し続けているケニア国内の市場も、海外の販路開拓もどちらも大切で、バランスを持って取り組みを続けたいと思っています。国内外それぞれに専門の営業チームを組織し、対応しています。
Q. シンガポールのTWGのように、海外にカフェや小売店舗などを設ける予定はあるか
A. カナダにおいてKericho Goldの小売店・カフェを出店することを検討中。ただそれだけに特化するわけではなく、スパーマーケットなどの棚にも引き続商品を並べていきたいと思っています。日本では、ホテル・レストラン・カフェなどへの卸販売と、オンラインショップや小売店を通じた小売販売を行っていますが、輸入・ディストリビューションに関心のあるパートナーも探しているところです。ご関心のある方は、ぜひご連絡ください([email protected])。
Q. パイナップル&マンゴーティーの紅茶葉が100%ウガンダ産なのはなぜか
A. 同じ紅茶葉でも、産地によってその味わいに違いがあります。ケニア産の紅茶は濃い色味で味にも強さがあり、ストレートに紅茶として召し上がっていただくのに最適。一方、ウガンダ産の紅茶はもう少しライトで渋みも控えめであるため、パイナップルやマンゴーのフレーバーとのブレンドにはこちらの方が向いていると考えました。
Q. パープルティーは、製法によってパープルティーになるのか、それともそれ用の茶の樹があるのか
A. パープルティーも、紅茶や緑茶と同じくカメリア・シネンシスという茶樹からできていますが、品種が異なります。パープルティーは色味が紫っぽいだけではなく、より抗酸化性が高い健康にとって良い効能があることも確認されています。レモンを絞るとピンク色になるのは、日本でも流行したバタフライピーと似ているようにも思えますが、成分は異なります。ポリフェノールやアントシアニン、カテキンなどの嬉しい栄養素が豊富に含まれる注目のお茶です。
ご参加くださった皆様からのご感想
Kericho Goldの商品一覧はこちらからご覧ください ▶︎ https://proudlyfromafrica.com/kericho-gold
オンラインイベント録画
オンラインイベントの様子は、Proudly from Africaの公式Youtubeにてご覧いただけます。
イベントにご参加くださった皆様、開催にあたってご協力くださいました皆様、ありがとうございました。今後もProudly from Africaでは、アフリカ各国のメーカーとお客様をおつなぎするイベントを企画してまいります。ご要望などございましたら、ぜひともお寄せいただけますと幸いです([email protected])。
(記事執筆:インターン 大嶋栞織)
Related Posts
2022年1月 伊勢丹 新宿店 SKIN GOURMETポップアップ出店
2022年1月5日(水)〜11日(火)、伊勢丹 新宿店 本館B2階「ビューティアポセカリー」に、SKIN GOURMET(スキングルメ)が出店いたします。
伊勢丹新宿店 本館地下2階にてSKIN GOURMETポップアップ
1月11日(火)まで、伊勢丹新宿 本店地下2階ビューティアポセカリーにてSKIN GOURMETのポップアップ開催中です。
’57 Chocolate–メイド・イン・ガーナ
カカオの産出国 ガーナ ガーナといえばチョコレート、ロッテのガーナチョコレートのおかげで、多くの日本人にとってガーナは親しみ深いアフリカの国かもしれません。日本に輸入されるカカオの約80%は、ガーナ産だと言われています。 …
アフリカ協会主催 オンライン対談シリーズ Proudly from Africa〜アフリカのロールモデルの話を聞く〜第2回
ナイジェリア出身のアフリカファッションのエキスパート Arieta Mujay Bärg。彼女は15年以上に亘ってアフリカ各国を巡り、ファッション業界の動向を追い続けてきました。今年彼女が発表したドキュメンタリー”Fashion in Africa”の予告編(https://youtu.be/9Y0ai-9GG1E)で言及されている”Fashion waste(古着や衣類廃棄物)”とアフリカのファッション業界の成長の関係について、詳しくお話を伺いました。